噂話しに右往左往していたあの頃 ~キューバ・ハバナ~


ヨシです。

昨日、5月1日はメーデー。
各地で様々な集会が行われていたようです。

個人的には、あまり縁のない日なのですが、
宿主の人生に於いて過去に1度だけこの「メーデー」が重要テーマになった事があります。

|あの人の名言 / Patria o Muerte

遡る事、20年前の5月1日。
カリブ海に浮かぶ島国キューバの首都ハバナ。

キューバと聞いて思い浮かぶのは
一般的には、野球・サトウキビ・葉巻・とヘミングウェイってとこでしょうか。

サトウキビの国だけに、ジェラートも有名です。滞在中はほぼ毎食後デザートに食べていたかも。

が、個人的には何と言ってもこの人。
そう、チェ・ゲバラ。

ゲバラの《祖国か死か Patria o Muerte》は、あまりにも有名な言葉。
キュバーの一部紙幣・硬貨にもこの言葉が刻まれています。

今も昔もそんな決意の欠片も無いワタクシ。


 
ゲバラファンお馴染みの場所。
(宿主は別段ゲバラファンと言うわけでは無いのですが・・)

|インターネット普及前夜の98年

何故かレオタード姿で平然と市内を闊歩するお姉さん。
大阪人もびっくりなくらいにパンチが効き過ぎです。


 
が、キューバを訪れた真の目的は他にあったのです。
「メーデーと革命記念日だけ、ハバナ市内の革命広場でカストロの生演説があるらしい」

インターネットの普及がまだまだだったあの頃。
フリーメールが長期旅行者の間で使用されるようになった当時も、旅行者間ではガセネタも含め多くの噂話しが毎夜安宿で飛び交っていました。

そこで聞いたのがこの噂話し。

メーデーを目前に南米旅行中の宿主。嘘か本当かわからない話。
でも本当なら最初で最後のチャンス。

「生カストロを見れるかも」

このチャンスを逃す手は無いやろ!!   と出所不明の怪しげな噂話しを信じ、途中で南米旅行を切り上げ空路でキューバへと。

それこそがキューバへ行く最大の理由だったのです。

|噂話しの真偽を確かめるべく

そして迎えた5月1日のハバナ市内。

そう。あの噂話しは本当だったのです。


 
画像中央の軍服姿の老人がカストロ。

東洋の島国からやって来た旅行者でさえこの距離まで迫れるおおらかさ。

メーデーの名の通り、労働者による盛大なパレードが革命広場付近で行われ
そして、その締めにカストロの演説。

スペイン語は分からないながらもこれを目当てに行ったわけです。

血気盛んだった頃は炎天下の中で数時間ノンストップで演説が続き暑さで聴衆が先にダウンする事があったという伝説のカストロ演説。
この時、カストロは高齢となり実に穏やかな雰囲気の漂う演説。
加えて周囲のキューバ人もカストロを眺める視線は実に暖かくアットホームな空気感。
少しだけ期待していたピリピリとした空気などは何処にもありません。

とは言え、カストロに否定的な意見を持つキューバ人もいたりとある意味の健全さもあったわけです。
政治的な難しい事はよくわかりませんが、愉快なキューバ人達に囲まれ楽しいメーデーでした。

|おまけ画像

ハバナ市内の画像をどうぞ。

市内の足はお馴染みピンクのトレラーバス。


 
乗り心地は・・・まぁご想像にお任せ。笑

かつての繁栄ぶりを感じさせる立派な建物に住むキューバ人たち。


 
優雅なひと時を過ごすおじさん。

アメ車・クラシック車好きには堪らない車が現役で走っています。


 
何処から部品を調達するのか、みな大事にされています。

|個人的な感想です

50数年振りにアメリカと国交が回復したキューバは今後、一気に開発が進み旅行者も増加するのではと言われています。

当地に住む多くの人にとっては、より便利な生活を望む事は自然な流れでもあります。
一方、かつての雰囲気が無くなって欲しく無いと勝手な思いを持つ旅行者。
私もそのような景色・空気などを求め行った1人。

今後どのような景色になるのかは分からないし、どうしようもないところです。
でも、あの底抜けに明るい人たちはそう簡単には変わらないでしょう。

メーデーの思い出とまたいつの日にか訪れてみたい宿主お気に入りの国

怪しげな噂話しに飛びついてみたら本当にカストロを見れた!!
そんな、キューバのお話しでした。
そう、先ずは行動あるのみです。

最後までお読み頂き有難う御座いました!!
 

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1972年生まれ。緑橋のとなり街出身。オーストラリアでのワーキングホリデー生活をきっかけに海外旅行に明け暮れた20代。

オセアニア・ヨーロッパ・アジア・中南米・アフリカなど通算で旅行期間は約4年間・訪れた国は約80カ国。

有名観光地も好きですが、生活感のある下町の食堂や商店で住人気分を味わうそんな旅が好き。

帰国後、植物を扱う会社に勤めること10数年。やっぱり旅に関わる事がしたい!

と決意し様々なご縁に導かれて緑橋でのゲストハウス開業になりました。休日は自転車旅行や日本一の宮巡りにはまり中。

旅を通じて得た経験・出会いなどへの感謝の想いを旅への恩返しとして、それらがあなたの一歩を踏み出す勇気やきっかけとなれば嬉しく思います。

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